標記の件ですが、2021オンラインコスキンに参加・運営・応援・存在を認知くださった皆様に、インフォメーションセンターというボランティア組織のまとめ役に従事し、いささか運営をサポートいたしました人間として、篤く御礼申し上げます。
皆様のおかげで、一定のトラブルはありつつも、まずもって成功ではなかったかと僭越ですが考えます。私以外のすべての関係者各位に敬意を表します。
YOSHIOは当該イベントに以下3つの立場で参加しました。
1,出演者として
出演者としては、①YOSHIO with Radical Andes Connection、②TAKUYA&YOSHIO、③JOSE+YOSHIOの3か所で参加しました。
これらすべての動画は、こちらのYOSHIO QUENAチャンネルにございます。(万が一宜しければ、チャンネル登録などお願い申し上げます)
…評判としては、昔からコスキン・エン・ハポンでのYOSHIOを応援してくださっている皆様には②が好評(ここ数年の「日本代表経験者」としての迷いを払拭する、仕込みを相当量した上でのさわやかなバカ動画で、無事初日のトリを〆ました?)、音楽的に探究している人には「偽・即興リモート動画(しかしケーナが先取りのため死ぬほど難しいミッションをJOSE氏がこなしました! 曲想もかなりプログレかつアンデス寄りです)」の③が、静かだけどシビアな音楽好きには①が好評でした。
③はフォルクローレ界隈で珍しめな「音楽のエグみを見せる」アプローチに僭越ですが自信を持っておりますし、①はヤプーズのリスナーの方に評価されるなどの反応を勘案すると、当時のサブカルトレンドに理解の深いyoko氏の歌唱、および弦楽器担当者の「学生フォルクの楽しさをより高いレベルで表現するという衝動」もあり、ルーツとサブカルの両方にリスペクトを払えたという点であとあと評価される動画では、と思っています。
演奏者としては他に凄い方々が多かったのでどこまで爪痕を残せたかは皆様の判断を仰ぐしかありませんが、なんとか「元気がない、ということではない、アゲアゲな日本フォルクローレシーン」(この1点で事実認識を共有するところからスタートしたいです)の中で埋没せずに存在をアピールすることが(動画が原則一発録りだったにも関わらず)できたかと思います。皆様本当に有難うございます!
今後も動画、ライブをぜひ目撃いただけますと幸甚です。
2,司会として
今回は昨年に続き司会、および運営の方々や司会の皆様にご不明点があった場合に可能な範囲でのネタ出しやリサーチを担当するというスコアラー的業務にも終日従事させていただきました。
司会は大雑把にいうと185組+αのうち、65組程度+αをgran locutorである飯田氏、60組をYOSHIO、残り60組を事務局の方々+Duo Matizの下河辺氏が担当される、という流れになりました。下河辺氏や事務局の方々の多くが今回初めて司会を担当される感じであり、人材育成という点でも事務局が配慮していることが明確な配分となりました。
司会としてはご不満をお持ちの方も多くいらっしゃったことを恐れていますが、「Adelante!」のフィニッシュホールドとともにもったいないぐらい(すべてがプロ!とのとんでもない評価もいただくなど)好評でした。「暖かく応援する姿勢」は、飯田氏や事務局の皆様はじめすべての現場の方に共通でしたので、それに加える形で「無駄な知識と情熱、あと視聴者とのつながり」を強調する姿勢にはなったかと思いますが、いかがでしたでしょうか。また放っておくとオタク系早口となるので、出演者間で2秒は空ける、気持ち低めの声で入るというところは留意しました。
(Adelanteのアクセントが違うとSNSで間接的に指摘いただいていましたが、一応以前見ていた教育テレビ「スペイン語会話」の真似をしたのですが…。今後さらに精進しますが、できれば直接おっしゃっていただければ。でも見ていただいてありがとうございます!)
司会としては、司会の場所では諸般の事情でYoutube コメントの直チェックが無理でしたので、事務局の方に「気になるコメント」を教えていただき、対応するようにしていました。またTwitterは自分でチェックして、何人かのコメントを使用させていただきました。本当にありがとうございました!
今回司会をさせていただき、改めて(ここからはあえての「さん」づけ)飯田さんの偉大さを思い知りました。そもそもあのご年齢にしてプロとしてノーギャラの仕事をあれだけの質量でこなされているだけで驚異ですが、確実にオンラインコスキンの守護神でした。
例えば「コスキンは、なんでもいいんだよ」というのは私が言うと即炎上案件ですが、長年コスキン・エン・ハポンを支えてくださった飯田さん、そしてオンラインコスキンという新しい形式にも完全にアジャストして暖かい雰囲気を発揮くださった飯田さんがいうことで、明確なテーゼとなったように現場で感じました。(まあこのテーゼがなければ、「名前が売れている割に意外とスキャンダルや不始末がない」YOSHIOとはいえ、小生のような人間が司会になるまでにはならないでしょうが…。多分イベントへの貢献度は、『銀河英雄伝説』のビッテンフェルト以下ですし…)
なお司会は原則「Zoomインタビューが入った際に切り替わり」でしたが、あみヘーノさんのところでは周辺にZoomがなかったため、「あおるだけあおって逃亡」みたいな絵面になったこと、次の方が初めての司会だったことも含めて重々お詫び申し上げます。またJOSE+YOSHIOセルフ紹介は、同時間の割り振り上そこだけ替えるのも飯田さんはじめ皆様にご迷惑なので、私の判断でいたしましたことお詫び申し上げます。
…司会でもし評価いただけたとしたら、「ライブハウスで自分および自分のやっている音楽を言葉で紹介しながら演奏する」という機会を重ねてきた成果とも考えています。自分の活動に僭越ですが一定の自信を付与させていただきました。事務局の皆様、やり切ったために「疲れた」などと申しておりましたが、万が一宜しければよりバージョンアップしますので、次年度以降ぜひ登用をご検討いただければ幸いです!
なお司会をしていて、また現場にいて、どの動画も掛値なしに素晴らしかったのですが、remanso(ダウナー・サブカル系ヒップホップとフォルクローレの融合というだけで奇跡、しかもオラオラテイスト0でちゃんと川俣に行きそうなフォルク系人士の精神的流れを承継)、beckman(昔からの仲間ではありますが、凱旋にふさわしいルーツとオリジナリティの融合の衝撃。衝撃すぎて誰も胸のYOSHIOバッジのことを認識しなかった)、オカピスピリタス(動画のメジャー的に開かれた構成能力と演奏とのマッチングが隔絶したプロ水準)には100%の衝撃を受けたことを告白しておきます。もちろん他にも素晴らしい映像、演奏が綺羅星のごとくであったことが前提で、あくまでも「そのときのYOSHIOにとって」でございます。
最後に、司会などスタッフ的に配信会場に行くにあたって、ワクチンを2回打つことが条件となるとともに、両日抗原検査を受けていること、また会場には配信の方々、会場設営や食事の手配などをしてくださる事務局の方々がいらっしゃり、最後飯田さんや小生もそのかたがたと一緒に公民館の机の片付けなどの撤収まで行っていたことも、僭越ですが報告申し上げます。
3,ボランティア組織のまとめ役として
こちらは(コスキン・エン・ハポンにはいくつかのボランティア組織がありますが)ボランティア組織の中でももっとも規律が(『銀河英雄伝説』のヤン不正規隊ばりに)緩いインフォメーションセンターのまとめ役をさせていただきました。とはいえ多くの方の貴重な時間を頂戴しての活動であり、付き合ってくださった皆様、気にかけてくださった皆様には深く感謝申し上げます。また我々の気ままな行動を許容・理解くださっている斎藤実行委員長・大内様・村上様はじめ事務局の皆様にはお詫びと感謝しかありません。
月1回程度の会議をしてイベントについてお話をお伺いしてから議論して意見を具申するなどが今年はメインの活動でしたが、事務局と連動した「チームコスキン」の活動として、各チームの50字程度の応援コメントをつけたプログラム作成というもののまとめ役も行いました。これは本当に楽しい仕事であり、楽しい成果となりました。協力くださった皆様、ネタになってしまった参加者の皆様、楽しんでくださった皆様に改めて御礼申し上げます。
…この立場で特筆すべきことは、「トゥクマン日本語学校イベント」などで大活躍くださったインフォメーションセンターメンバーの相田氏のみならず、多くの方がボランティア的にスペイン語でのコメント発信などで「南米の方々に通じる回路の確保」に貢献してくださったことです。だれか助けて、という苦し紛れの発信にDAIJITO氏、牧野氏はじめ多くの方が対応くださり、皆様に頭を下げても下げ足りない状態でした。コスキンの南米への発信力を上げる貴重な出来事でした。
またゲストで出演されたアルゼンチンのミュージシャンの方で、ずっとコメントをつけてくださった方がいたのも本当に嬉しかったです。
ともあれ、「自己実現を優先せず、お互いに譲り合って事務局に少しでも貢献する」という1点を守っていただけば誰でもOK牧場のインフォメーションセンター、いかがでしょうか、と売り込みを唐突にして終わりたいと思います。この後も後の業務、および次年度に向けての準備などできればと思っています。
◎今後のコスキンについて、オンラインコスキンの成功を受けて、多くの方々が事務局の労苦をおもんばかりながらも「並行実施はどうだろう」などの提案をされています(「並行追撃」とかいうと『銀河英雄伝説』シトレ元帥の作戦っぽいですね)。
小生は事務局へなんの影響力もない末端の参加者では基本ありますので、何か申し上げる立場でもないですが、これだけは申し上げたいと思います。生意気な意見ですので基本無視してください。
・べき論はなし(こうするべき、こうしないとダメ、という議論はよっぽどの根拠がないと現実化しない。理想を述べるのも重要だが、現在のさまざまな(予算も含めての)リソースを考えると、現実の中で何%理想を達成できるか考えるというアプローチにしないと関係者の負荷が高すぎる)
・基本は川俣のリソースで行うことであり、川俣の皆様に(イベント実施の可否も含め)委ねられる案件(参加サイドとしては、イベントの今後について考える際に「このイベントやって本当に川俣にメリットがあるのか?」という自制が必要)
・参加できてうれしかった、観られて楽しかったという素朴な感覚を基にして「コスキンとは何か?」についての考えを改めて進めていきたい。形式についての議論はそこがぶれなくなってからのほうがよいのでは
・オンラインだから参加できる人・表現がいる・あるという事実もきちんと直視する。一方でライブで聞くこと・会うことの重要性も認識する
・川俣の皆様はじめ、社会の理解・協力・許容があってこそ。でも全員に理解してもらうのは無理なので熱意が届く範囲で
…もちろん小生にもプランはありますが、それは何の折衝もなく発表するのではなく、インフォメーションセンターの皆様と議論をしながら形成していく、などのプロセスを経ていきたいと思っています。
最後にいかつい話をして恐縮ですが、本日のところでは以上としたいと思います。
斎藤実行委員長はじめ事務局の皆様、そしてこのイベントの存在を許容くださっている川俣の皆様に、改めて深く感謝申し上げるとともに、もしご覧になっていて不適切な箇所ございましたらご指摘ください。
おまけ日記。
●9/17(金)
昼は「ベルマーレ」で鶏肉。
21時近くまで渋谷に拘束され、朝6時台の新幹線に乗るが睡眠時間を確保したいというミッションをコンプリートするために三越前で下車して「京王プレッソイン大手町」へ。事前に予約してPC借りて5000円以内の激安だが、某チェーンより明らかに治安がよい。晩飯はミニストップで今さんのパスタを買うが、購入後なか卯を見つけがっくり。
PCのセッティングに20分以上かかり、23時から前夜祭。すぐ寝ようとするが片付けなどしていて結局24時半すぎに意識をなくす。
●9/18(土)
5時半までには起床するつもりが、起きたら5:58。20秒ほど呆然とするが、すぐに着替え&荷造りして6:07にチェックアウト。
歩いて東京駅に行こうとするが雨に苦しんだところタクシーが来たので日本橋口へ。ワンメーター。
弁当を購入して6:16にはホームにたどり着き、6:20発の新幹線で福島へ。車中弁当を食べる。
8:09に着き、M氏に送っていただき配信会場へ。そのまま打ち合わせ、スタート。
昼・夜は弁当を頂戴する(夜は生姜焼き弁当)。あとお菓子をむさぼり食べる。
終了後リッチモンドホテルにチェックイン、23時から中夜祭。25時過ぎに意識をなくす。
●9/19(日)
7:20すぎに目覚め、SNSチェックに勤しんであわてて出発、8:20に拾っていただく。コンビニに行く暇だになし。
会場で(以下繰り返し)。大判焼きが川俣の広瀬川沿いにある店のものでおいしい。
終了後(以下略)、さすがに精神的疲労があり友人としゃべっていたら後夜祭。酒を買う暇も(以下同)。
たぶん2時ごろに意識を(以下同)。
●8/20(月)
9:20ごろの新幹線に乗るのに目が覚めたのが8時すぎ、身支度などして土産購入する。(別に事務局からお土産も頂戴する。本当にありがとうございます)
立ち食いそばを食べようと1分悩んで時間がなくなり諦める。
新幹線車中で前日もらったお菓子を。
そのまま御茶ノ水へ。小諸そばを満喫しようとしたら休みで吉野家。
22時まで拘束され帰宅。
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